こんにちは。
何もない事で有名な名古屋ですが、観光でどこか行くとなると必ず選択肢に入るのが「京都」です。
名古屋から京都まで新幹線を使えば30分ちょっと。
非常に近いのですが、自由席でも片道5000円を超えてきます。
日帰りで行くとなると少し高いですよね。
在来線だと名古屋~京都まで2時間程度。新幹線で東京から京都まで行くのと同じくらいなのでそこまで時間の掛かる感じはしません。
今回は名古屋近郊にお住まいの方に名古屋~京都を日帰りで安く往復する方法を伝授します。
- この方法では名古屋~米原までは特急料金を払っても新幹線には乗車できません。
- 米原~京都は通常の乗車券なので、別途特急券を購入すれば新幹線に乗車可能です。
- 当記事は日帰りで利用することで得になるものを紹介しています。
日が変わってしまうと殆どの区間で損をしてしまうので注意しましょう。
準備するもの
使用する乗車券はこちら。
JR東海が発売している「名古屋おでかけきっぷ」というものです。
こちらと、関ヶ原駅から京都駅までの乗車券を準備します。
あとは帰りに京都駅から関ヶ原駅までの乗車券を買うだけ。以上。
どういう理屈?
「名古屋おでかけきっぷ」というものが1500円で販売されており、このきっぷのみで自由に途中下車ができる最西端の部分が関ヶ原駅なのですが、関ヶ原駅から皆さんが旅行を開始する駅を往復して1500円以上掛かるエリアであれば元が取れるということです。
このやり方が適用できる駅と得をするエリア
東海道線:尾張一宮~三河三谷
中央線:名古屋~釜戸
高山線:各務ヶ原~美濃太田
太多線:美濃太田~多治見
関西線:名古屋~亀山
武豊線:大府~武豊
上記の駅で乗車して、当日中に戻ってくれば元が取れます!
名古屋おでかけきっぷについて
JR西日本のネット予約サイト「e5489」を利用します。
このきっぷのポイントは通年利用が可能だという点。
土日しか使えないだとか、年末年始などの繁忙期に使えないとか、3日前までに買わないといけないなどの制約はありません。当日に買うこともできます。とても使い勝手は良いと思います。
私の場合は金山駅から利用しましたのでこうなります。
《通常の乗車券》金山 ~ 京都(往復)→ 5280円
《この方法》
【名古屋おでかけきっぷ】金山 ~ 関ケ原(往復)→ 1500円
関ケ原 ~ 京都(往復)→ 3040円 合計:4540円 (トクする額:740円)
通しで乗車券を購入するより740円もオトクに日帰り京都旅行が楽しめました!
この方法で一番オトク率が高いのは関ヶ原駅からフリーエリア内で一番離れているであろう「三河三谷駅」です。
関ヶ原駅から三河三谷駅までの運賃は1980円です。
なんと、往復せずとも片道だけで元が取れてしまっているのですw
《通常の乗車券》三河三谷 ~ 京都(往復)→ 7480円
《この方法》
【名古屋おでかけきっぷ】金山 ~ 関ケ原(往復)→ 1500円
関ケ原 ~ 京都(往復)→ 3040円 合計:4540円 (トクする額:2940円)
そのオトク額なんと2940円!!!
一方、あまり得をしないエリアは尾張一宮から京都に向かう方法です。
《通常の乗車券》尾張一宮 ~ 京都(往復)→ 4620円
《この方法》
【名古屋おでかけきっぷ】尾張一宮 ~ 関ケ原(往復)→ 1500円
関ケ原 ~ 京都(往復)→ 3040円 合計:4540円 (トクする額:80円)
このようにかなり僅かなのでどれくらい得するのか、ちょっとした手間をかける程の割引率なのかを確認してから行ったほうがいいかと思います。
あ、あと京都駅で改札を出る際は関ヶ原~京都の乗車券のみを改札機にいれましょう。
私が興味本位で2枚入れてみたところ、名古屋おでかけきっぷの方は戻ってこずに改札機に吸い込まれてしまいましたので…w(駅員さんに取ってもらいました)
さいごに
名古屋近郊エリアのJR沿線であれば、4540円で京都~名古屋を年中往復できるのはホントにお得だと思います。
京都は観光地もたくさんありますし、気分転換にこの方法を使って日帰り京都旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。